君に.....




「さわらないで!!」



広美は、松本をつきとばした。


「ってーな!何すんだよ!!」



松本はそう言って、
広美に近づいていった。


「ひろっ…」

「俺がいく。」



あたしが、ひろのとこへ
行こうとすると、亮がかわりに
走って行った。


古澤は少し笑っていた。




「広美に手ぇ出してんじゃねーよ!」



普段、ほのぼの系の亮からは
考えられない行動だ。


「二度と近づくな!…行くぞ。」


一発殴ってから、広美の手を
ひっぱって行った。



「俺らも行こっか!」


「うん!!」



あたしと古澤も笑いあってから
教室まで走った。



松本は超くやしそうに
してたけど!









< 39 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop