君に.....
萌奈は一瞬びっくりした顔して、目をほそめた。
「別に、お互い好きなんだったら、そんなの関係ないでしょ?」
あたしもにらむように笑って言った。
「あ、そ。ま、頑張れば?あたしは引かないから」
そう言ってむこうへ行ってしまった。
いいこだと思うし、もちろん古澤と似合うなと思ったんだけどな…
「美波っ!!見たぁ??りょう!かっこよかったでしょ〜??」
ぼーっとしてると、広美が走ってきた。
「え?うん、そうだね」
広美は、隣に座って、顔をのぞきこんだ
「なんかあった?さっき、萌奈といたみたいだったけど」
広美はよくみてるね…
あたしは広美にすべて話した。