君に.....
「あー疲れたぁぁ!!」
「明日なんかリレーもあるし!」
試合が終わって、あたしと広美は近くのカフェにきた。
結構ここの学校の人いるんだなぁ…
「でも、なんで萌奈は美波にそんなこと言うんだろうね。べつにあたしがいるときでもよくない?」
広美は、たのんだミルクティーをまぜながら聞いてきた。
「え?だってあたしが古澤のこと好きなの知ってるんだもん」
広美は、こっちをみたまま固まってしまった(笑)
「今なんて??」
「え?だから、あたしが…」
「ちょーい!その話うちらも聞きたーい!」
あたしがふりかえると、同じクラスの友香{ともか}と菜々子{ななこ}がいた。
「ともちゃん、ななこっ!!」