君に.....






「古澤」



放課後。だれかを待ってるのか、柱にもたれてる古澤。



「神崎……そうだったんだな」



あ。聞いたんだ……
もうはなすのもこれで最後だ…



「バスケ!習ってたんだろ?」



………は?


「初知りだよ!せっかく優勝できると思ってたのにー!!ははは」



「聞いてないの?」


「何を?」



なんなの……ほんとむかつく。
悪いとこなさすぎて、ほんと…むかつく



「ねぇ。美波ちゃんってどんなコなの?」



古澤は一瞬びっくりしたような顔をして
かんがえこんだ。



「んーそうだな。

いつも笑ってんじゃん?だから、悩みとかなさそうに見えるけど、いろいろあるから力になりたいっておもう。
だけど、結局一人で頑張るんだ。」









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