私の風
全く。
最高に
変な奴に
出会ってしまった。
ただ、
変だけど
最高に面白い。
晴れがましい
あいつ
面白い事
言っていた。
「今日、すごく晴れてるでしょ?
晴れてるだけが晴れがましいだと思った?」
「違うのか?」
「違うの。
晴れてて、なお快晴でなきゃいけない。
そして、あともう一つ大切な事があるの。」
「まだ条件があるのかよ。」
「もちろん!
それはね、海も森も風も空も、みんな輝いている時。
その時初めて“晴れがましい”って言えるんだよ。」
「うわ!難しいな。」
「うん。そう簡単に見れるものじゃないんだよ。」
「今日、弥月に出会えたのはすごい事だね。」
満面の笑みを
浮かべていた。
あぁ。
そうだな。
お前には
俺の全てを
理解してくれそうな
そんな予感が
するよ。
滅多に
お目にかかれない
天気に、
滅多に
お目にかかれない
人間に
出会った。
なんだか
心が
満たされている。
海の波音が
聞こえる。
ー良かったねー
いつもより
満ちるのが
早めの海が
囁いた。
そうだな。
どうもです。
心で語りかける。
嬉しそうに
波が飛沫を
あげた。
今日は
早めに寝よう。
またいつか
会うだろう。
またな。
心の中で
祈るように
唱えた。
…
あ。
あいつに
呼び捨てやめろ
って言うの
忘れたな…。
最高に
変な奴に
出会ってしまった。
ただ、
変だけど
最高に面白い。
晴れがましい
あいつ
面白い事
言っていた。
「今日、すごく晴れてるでしょ?
晴れてるだけが晴れがましいだと思った?」
「違うのか?」
「違うの。
晴れてて、なお快晴でなきゃいけない。
そして、あともう一つ大切な事があるの。」
「まだ条件があるのかよ。」
「もちろん!
それはね、海も森も風も空も、みんな輝いている時。
その時初めて“晴れがましい”って言えるんだよ。」
「うわ!難しいな。」
「うん。そう簡単に見れるものじゃないんだよ。」
「今日、弥月に出会えたのはすごい事だね。」
満面の笑みを
浮かべていた。
あぁ。
そうだな。
お前には
俺の全てを
理解してくれそうな
そんな予感が
するよ。
滅多に
お目にかかれない
天気に、
滅多に
お目にかかれない
人間に
出会った。
なんだか
心が
満たされている。
海の波音が
聞こえる。
ー良かったねー
いつもより
満ちるのが
早めの海が
囁いた。
そうだな。
どうもです。
心で語りかける。
嬉しそうに
波が飛沫を
あげた。
今日は
早めに寝よう。
またいつか
会うだろう。
またな。
心の中で
祈るように
唱えた。
…
あ。
あいつに
呼び捨てやめろ
って言うの
忘れたな…。