私の風
「違うよ!」
びっくり。
慌てて全否定。
「私たちに嘘ついたら、終身刑だよ。」
美奈が
真顔で言う。
桜も真剣に
見つめてくる。
「い、いや。落ち着いて!
本当になんでもないの。
嘘じゃないって!!」
「じゃあ何で…」
言葉を遮る。
「ちょ、ちょっと待って!めんどくさいから、全部説明する。
その後まだ質問があったら聞いて!」
「分かった。」
「うん。」
二人は
素直に頷き、
納得した。
「ということで、授業が始まるからこの話は放課後ね。」
「えーーーー!!何それ!
超気になる!!授業どころじゃない!」
「私もだよ。沙鵺ちゃんひどい!」
いや、
授業優先でしょ??
…なんて本当は
ただただ
面倒くさかった、
それだけ。
弥月とは、
口で言って
理解してもらえる
仲じゃないし、
結局、
疑われるん
だろうけどね。
チャイムが鳴り、
授業が始まっても、
美奈の
激しいにらみと、
桜の視線が
気になって、
私も授業どころでは
なかったのは
言うまでも
無かった。
びっくり。
慌てて全否定。
「私たちに嘘ついたら、終身刑だよ。」
美奈が
真顔で言う。
桜も真剣に
見つめてくる。
「い、いや。落ち着いて!
本当になんでもないの。
嘘じゃないって!!」
「じゃあ何で…」
言葉を遮る。
「ちょ、ちょっと待って!めんどくさいから、全部説明する。
その後まだ質問があったら聞いて!」
「分かった。」
「うん。」
二人は
素直に頷き、
納得した。
「ということで、授業が始まるからこの話は放課後ね。」
「えーーーー!!何それ!
超気になる!!授業どころじゃない!」
「私もだよ。沙鵺ちゃんひどい!」
いや、
授業優先でしょ??
…なんて本当は
ただただ
面倒くさかった、
それだけ。
弥月とは、
口で言って
理解してもらえる
仲じゃないし、
結局、
疑われるん
だろうけどね。
チャイムが鳴り、
授業が始まっても、
美奈の
激しいにらみと、
桜の視線が
気になって、
私も授業どころでは
なかったのは
言うまでも
無かった。