私の風
「やーつーきー君っ!」
「敏。お前気持ち悪いよ。」
「お前だって、
俺たちに秘密ごとなんて感じ悪いぞ!」
「…いや。そういう事じゃなくて…。」
「おい。敏。とりあえず落ち着いて座ってから質問タイムにしようぜ。
近いし、マックでいいな。」
「了解!でも正だって気になってるだろ?」
「めっちゃ。だからこうして
急いでマックに向かってるんだろ。」
「二人とも…。」
あきれ果てて
敏に腕を
引っ張られながら
マックに向かう。
「それにしても…弥月がなー…。」
「なんだよ。正まで。」
「いや。お前、人に左右されるような人間じゃないだろ。」
付き合いが
長い分、
正は色々な意味で
怖い。
「まぁ。そうかもな。」
「なのに、遅刻寸前まで人に時間を割いてた。」
「…それは…」
「やっぱり気になるなー。
それって多分弥月にとって、相当でかい存在なんだろうな。」
ぎくっ。
なんだか、
嫌な気分になる。
沙鵺は
彼女とか
好きな奴とか
そういう
安っぽい
存在じゃない。
もっと
特別な。
俺にとって
かけがえの無い
…なんていうか
大切な存在…。
口では
言い表せない。
これを正は
すでに
想像しているのか?
こいつ。
怖いな。
背中に汗が、
一筋
流れた。
「敏。お前気持ち悪いよ。」
「お前だって、
俺たちに秘密ごとなんて感じ悪いぞ!」
「…いや。そういう事じゃなくて…。」
「おい。敏。とりあえず落ち着いて座ってから質問タイムにしようぜ。
近いし、マックでいいな。」
「了解!でも正だって気になってるだろ?」
「めっちゃ。だからこうして
急いでマックに向かってるんだろ。」
「二人とも…。」
あきれ果てて
敏に腕を
引っ張られながら
マックに向かう。
「それにしても…弥月がなー…。」
「なんだよ。正まで。」
「いや。お前、人に左右されるような人間じゃないだろ。」
付き合いが
長い分、
正は色々な意味で
怖い。
「まぁ。そうかもな。」
「なのに、遅刻寸前まで人に時間を割いてた。」
「…それは…」
「やっぱり気になるなー。
それって多分弥月にとって、相当でかい存在なんだろうな。」
ぎくっ。
なんだか、
嫌な気分になる。
沙鵺は
彼女とか
好きな奴とか
そういう
安っぽい
存在じゃない。
もっと
特別な。
俺にとって
かけがえの無い
…なんていうか
大切な存在…。
口では
言い表せない。
これを正は
すでに
想像しているのか?
こいつ。
怖いな。
背中に汗が、
一筋
流れた。