私の風

も一つの始まり

サク…


サク…


裸足で
砂浜を
踏み締める。

さすがに、
冬に裸足は
相当寒かった。


暇な時、
たまにこうして
砂浜を散歩する。


特に理由は
ないけど、
…敢えて言うなら
海への謝罪
…かな?


小さい頃は、
この海に
あまり遊びに
こなかったから、
今来てあげてる…

そんな感じ?


「今日は久々に、サーフィンしようかなぁ~。」


週に1、2回、
サーフィンをする。

これは
海への謝罪とは
また別の理由で!



「さぶーっ!!!」


季節もあって、
水が相当冷たい。


がむしゃらに、
サーフィンを
始める。


サーフィンの
正しい乗り方みたいの?
そんなの知らない。


ただ、
板に乗って
漂流してるようなもの。



でも、

波にも乗れるし、
自由にも動けるから、

サーフィンが
出来ないわけじゃ
ないはず。


自分に忠実に、
ただ好きなように、
遊んでるだけ。


それが、
私のサーフィン。
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