私の風
海の底に
足が付く。
見上げると
海の上で
風が誘っている。
一直線に
海上に向かう。
私が吐き出した
息も、
風が恋しいのか、
我先にと
泡になって
海上を目指す。
私も
泡に負けじと
泳ぐ。
海から
顔を出した
瞬間。
待っていたかの
ように、
風が
頬を撫でた。
あ。
愛しいな。
こんな時、
風を
心から
愛しいと感じる。
目をつぶると
風の匂いがした。
その匂いは
冷たく、
また
共鳴するように、
空が
暗くなる。
そして
私の
幸せな
予感がする。
「もしかして…雨降る?!」
雨は好き。
晴れも
嫌いじゃないけど、
雨が好きで
しょうがない!
どうか
どしゃぶりに
なりますように!!
足が付く。
見上げると
海の上で
風が誘っている。
一直線に
海上に向かう。
私が吐き出した
息も、
風が恋しいのか、
我先にと
泡になって
海上を目指す。
私も
泡に負けじと
泳ぐ。
海から
顔を出した
瞬間。
待っていたかの
ように、
風が
頬を撫でた。
あ。
愛しいな。
こんな時、
風を
心から
愛しいと感じる。
目をつぶると
風の匂いがした。
その匂いは
冷たく、
また
共鳴するように、
空が
暗くなる。
そして
私の
幸せな
予感がする。
「もしかして…雨降る?!」
雨は好き。
晴れも
嫌いじゃないけど、
雨が好きで
しょうがない!
どうか
どしゃぶりに
なりますように!!