crimson...
―護―

純が倒れた……。

早すぎるっ

だけど僕は大丈夫…僕のまわりには僕にしか見えない 糸が張り巡らされている。
糸は僕の指に通して(とお)通じて(つう)くる。

少しの振動があれば何処にいるかすぐ分かる…。


「っ!!!」

左手の小指の糸に振動がきた……

左手の小指……

『後ろかっ』

糸を使って攻撃するが……あれいないっ!!?

「…クスッ残念前よ♪」

前を向こうとした瞬間意識が途絶えた…。






< 23 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop