太陽はいつも雲の上で照り輝いている
『お父たまには、お風呂つかりたいやろ足悪くなってからシャワーばかりやったしな一緒に入って背中流したるわ』


『すまんな風助しかし何十年ぶりやな(笑)』

『せやなぁ〜お父の背中流すのは、初めてかもやな』

『お父の体も、もうブヨブヨやな(笑)筋肉あらへんやん』

『歳もとれば、仕方がない』

『お父いつもきつい事言うてごめんな…お父に元気になって欲しいから、無理ばかり言うてる…ごめんな』

『風助も、大人になって、もう、わしの息子やないくらいに思える』

『何を言うてるんいつまで経っても息子やし、それにお父を越えれないわ偉大やで、お父は』

『はぁ〜〜気持ちいいなぁ気持ちいいなぁ〜ありがとうな久しぶりに風呂つかるとホンマに気持ちいいなぁ』

『また、これからは、一緒に入ろうか僕の日課にするわ(笑)』

『あぁまた頼むわな』

お父と入る、風呂は何故か凄く癒された、また、大きなお父に子供の頃に包まれた感触にも思えた…

その日まで…後4日の
蒸し暑い夜の一時
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