UPP

「なんだそれ？」
「宇宙を壊す可能性のある現象だ。同じ人間が同じ場所にいると発生する。」
「仕方なかったんだよ……………！！Ωに家族を誘拐されて……」
「Ωだと！？なんてこった！！最悪だ！」
「あのさ、話を遮って悪いんだけど、Ωって誰？」
「宇宙を渡り歩いている移民だ。生物のいる星を見つけると破壊活動を行う。大昔に地球に来た事がある。その時は生物があまりいなかった為、破壊されずにすんだが…………」
「次来たらヤバイわけだ………………」
「ああ………………」「でも、あんたらがいたら大丈夫なんだろ？」
「Ωはそんな簡単にやられない。しかし必ず倒す。とりあえずこいつを本部に引き渡す。お前も一緒にこい」
「どこにいくんだ？」
「UPPの本部だ。」
二人が車に乗り込む。
「ずっと聞きたかったんだけどさ、あんたの仕事ってエイリアン探しをすること？」
「地球に住んでいるエイリアンを監視することだ。他にもあるが一緒に仕事していけば分かる。」
「一緒に仕事！？無理だよ。オレには刑事の仕事がある。」