パンドラの箱
悪夢のつづき



その日の夜、
あたしはテスト勉強をし、
夜中の3時に眠りについた。


‥――
――――
―――――
――――――……



最初、わたしはお花畑の中にいた。


「待ってよー」


誰かも知らない黒い影を追いかける。
追いかけている内に
黒い影はお花畑に消えてしまった。



「ねぇ、どこ?」

『僕を見つけてみて』


無限に広がるお花畑。


『こっちだよ』



声の方へ走る。


『こっち』

また声が聞こえ、
さっきとは逆に走る。


             
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