それでも僕は君を想う
あの日は

久しぶりに晴れて

夜は星が舞った

大きな月が出ていて

それを見て

また

泣きたくなった

「つきあう...?」

あたしを抱きながら

彼はそう言った

あたしは声にならない

思いを

どうすることもできなかった

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