内緒。
「そんなの無っ・・・・・・。」
言いかけた私の言葉は朝日さんのキスによって遮られた。
「・・・・・・!?」
なっ!!!
『・・・・・・かわいい。』
そう言ってまたキスをしようとした。
「~~~~~!!!/////」
私は必死で手でふさいだ。
この人あり得ないっ!!!
『・・・・・・甘えていいんだよ?』
にっこりとそう言った。
「わ、わたし、ユウちゃんの彼女ですよ!?」
『知ってる・・・・・。』
そりゃそーだろうけどっ!!!
『・・・・・でも今は関係ないんぢゃない?奈月チャンは今寂しい思いをしている・・・・・。だとしたら僕の胸を借りればいい。僕を頼ればいい・・・・・・ね?』
その優しさはありがたいけど!!!
他の方向でお願いできませんかっ!?
「いいです!!ユウちゃんのことは自分で何とかします!!!ありがとうございました!!!」
そう言って急いで私は家を出た。