Red Dragon

孤独



鍵で玄関を開け、家に入り鍵をしめる。

明かりは点けずに窓際まで歩きカーテンをあけた。



カチッ…

「ふぅ…」

夜空に向かって煙を吐く。



広い部屋にあるのはベッドにテーブルにタンス、あとは小さな写真たて。

写っているのは『紅龍華』のメンバー。
私を中心に特攻服を着た男が3人。


それ以外は何もない。




< 30 / 68 >

この作品をシェア

pagetop