愛 玩

当時、毎月給料を当たり前に貰っていたのは、わたしだけなのだから当たり前なのだ。


そして、影で小言を言われているのを耳にした際には自ら反省し、正さなければならない身なのだ。



なにしろ彼女は彼らの大切な嫁であることに変わりはない。
出来る者がやらなければ、成り立たない制度になっていた。





なので、出来ない者はやらなくていいのだ。




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