愛 玩
わたしは自分の車をとられない様に、毎日逃げて生活した。


子供たちを連れて実家付近に車を隠し、朝になると隠れて通園させ仕事に行った。家に戻ったらどうなるかと考えるのも嫌だった。



10日もすると疲れてしまった。


子供たちが家に帰れないストレスを表現し始めてしまった。


わたしは、帰った。
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