愛 玩
わたしは、手が痺れ足が重くなり起き上がるのがやっとになった。


倒れてなんかいられなく、ご飯だけはと1日かけて作った。


保育園の送迎と晩御飯の支度しか出来なく、洗濯物が溜まり、次第に家の中が荒んでいく。


幸い仕事は、繋ぎ止められた。今までの努力がこんなところで少し実った。


皮肉だと思う。
彼とずっと一緒に居なければならない。
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