愛 玩
何もかも無意味にしたくない。
その想いが強いばかりに、自分は出せなかった。


信じるのも今となっては不可能だった。




わたしは自分を持ちひとりでも生きて行けると信じる。
息子を守る、ずっと笑えるように。





息子は人懐こくて明るくて、楽しい事が大好きー!っと言う感じで成長していた。


時折見せる面白い行動にわたしが爆笑すると息子もケラケラと笑う。



小さな子供と一緒に笑って、一緒に泣いて、ケンカしたり仲直りして一緒に成長した。


日常の育児は大変だったけれど、本当に楽しかった。




< 56 / 168 >

この作品をシェア

pagetop