愛 玩
お祭りがあって、息子も行きたがっていた。
すぐにでも連れて行きたいけれど、お祭りで来る来客の料理が出来て居なかった。


会社関係の来客がたくさん来るであろうと、準備にてんてこ舞いしていた。





彼は相変わらずパチンコに行って、お義母さんも誰も居ない。



弟の娘も置き去りだ…。





わたしは楽しみでワクワクしている息子を、早くお祭りに連れて行きたかった。
最悪、弟の娘も連れて行こうと考えていた。



やっと出来て、自宅に戻り子供たちの用意をする。





少し疲れていた。
お腹が痛いのも疲れているだけだと思った。



『おまちゅり、いくの?』

と、息子が嬉しそうに聞いていた。



『いくよー♪』と、わたしも嬉しくなった。


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