愛 玩



次の日の朝、起きたら彼はもう出掛けていた。

仕事なら起きないのに遊ぶとなると早起きだ。



わたしは自宅の溜まっていた家事をしながら息子とゆっくり過ごす。





なんの前ぶれもなく、わたしの歩いた場所に血痕が点々とついていた…。



悪阻も無かったため自分が妊婦だという事を、のんびりし過ぎて忘れていた。

焦るわけでもなく、掃除し、洗濯をした。



とりあえず、家事を完了させてから考えよう…
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