愛 玩



毎日、娘の顔も見ずパチンコに行った彼には既に何も期待してなかった。





息子が気になったあまりに実家に戻らない産後を選んだ。



誰も『面倒出来ないから。』いう理由で保育園に通い始めていた息子が、保育園で覚えた歌を楽しそうに歌うのを見てるのが好きだと思った。

この子たちのおかげで、わたしは充分幸せだ。





これからの覚悟は出来ていたつもりだった。





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