愛 玩
帰宅後、一度も部屋から出ないわたしに、その夜彼は『弟の娘は可愛くないのか?』と聞いてきた。






息子が赤ちゃんからずっと離れないで


『可愛いねぇー♪』


と、しっかり発音出来てなかったら、ニッコリ笑っていなければ










寝ている彼の首に手を掛けていたのではないかと、自分が恐くなった。

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