愛 玩
そして、『子供たちさえ笑ってくれるなら』の親心について、とても考えていた。

女ではなく母にならなくては!!


もっと強くならなきゃダメなんだ。



息を潜め、静かにドアを閉めた。
少し走っては彼に追いかけられていないかどうかを何度も確認した。






しばらく行ってやっと、やっとわんわん泣いた。
泣いたら進めないわたしが、泣いて進むなんて…!!
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