愛 玩
家に収入がなければ、わたしが働けばいい。


育児も一通りはひとりで出来てきた。

そんな自信も過度に働いて、彼に頼るのは辞めた。
辛くも悲しくもなかった。




無駄に悩む事がわたしたちには辛かった。
悩んで育児が辛くなるのが嫌だった。



今度は『何事も無かった』とわたしが思う番がきた。


彼に頼らない決心をしたわたしがした。
わたしが子供たちに悲しくさせないと誓った。



間違っているかどうかも、考えていられなかった。
本当にダメになるのがすぐそこに来ている。


生かさなければならない…

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