奇怪な住人??
第1章 猫耳!?
ピーポー ピーポー・・

近くで救急車の音が聞こえた気がした。

土曜日の朝だった。
私は眠かった。
起きたくないから寝ていた。

あのとき、どうして起きなかったのかな?

起きればよかった。

起きて、外に出ればよかった。

私は・・

その事を一生後悔するんだ・・。

______

プルルル・・・

電話が鳴った。

「・・はぃ、中村ですけど・・。」
眠い目をこすって、電話に出た。
足取りがおぼつかなかった。

「秋ちゃん!!!大変よ!!」
親戚のおばさんからだった。
おばさんの声からして、ただ事じゃないってことはわかった。

「ど、どうしたんですか?」
「秋ちゃん、落ち着いてね。お母さんがね、さっき・・」
おばさんが震える声で話した。

時間が止まった。
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