奇怪な住人??
「学校は変えなくていいそうよ。近くだそうだから。」

「・・・!?」

なんで近くに住んでいたのに会わなかったのだろうか?

ますます謎だった。

「荷物は送っておくわね。・・・秋ちゃん、がんばってね。」
おばさんは泣きながら言った。

「・・・・はい。」
私はただただ返事をするしかなかった。



これが物語の始まりとも知らずに・・・。



______



「ここ・・・・か。」

私は引っ越し先の住所を持ってたたずんでいた。

マンション・・・というよりゴシックなホテルだった。
「なに・・・ここ・・」

しかも何か外国のホラー映画を思わせる空気も流れていた。


バタバタバタ・・・


「きゃぁぁあ!!」


コウモリが飛んできた。

もうここはお化け屋敷に近かった。


「私・・・・ここに住むのかなぁ・・・?」

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