☆偽恋人☆



「それ、覚えて。」




はっ??



「無理無理無理〜〜!」



こんなのパッと覚えられるわけないじゃん!



「無理じゃねぇ。覚えんの。」



ギロッと睨まれた。




ひいぃ・・・



なんちゅー俺様男だ・・・




私は半泣きになりながらひたすらページをめくった。



――


――――


――――――



気が付くと車が止まっていた。



夢中で読んでいたプリントから顔を上げると、




「着いた。降りるぞ。」




真鍋さんがドアを開けてくれて、地に足を着けて前を見ると・・・



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