☆偽恋人☆
でも早紀にはいつもお世話になってるし・・・
「良いよ。代わったげる。」
私はふーっと息をついて言った。
「ホントっ?ありがとう!!やっぱ持つべきものは親友よね〜」
嬉しそうな顔でそう言い、さらに、今度あんみつ奢ったげるから〜と付け足して去って行った。
私はまた息を一つついた。
委員会の仕事なんて無理に決まってる・・・
「仕方ない、行くか。」
私はかばんを持って教室を出た。
教室を出て、私は生徒会室へ向かった。