罪人の恋~少女side~【短編】
「……あんな汚い罪人と手紙をしていたのか」
少女の父親は
蔑みを含んだ目で手紙を見下ろしていた
「っ汚くなんかない!!あの子は汚くなんかないよ!!」
少女は父親の目を見て
反射的に叫んだ
父親は少し驚いた表情を見せてから
呆れを含んだ目で少女を見た
「……お前の体調が悪くなったのも…これのせいか」
「っち、違う!!違うの!!だからそれを返して!!」
少女は父親の持っている手紙を取り返そうとしていた
なぜならその手紙は
少年にはじめてもらった手紙なのだから
少女の父親は
蔑みを含んだ目で手紙を見下ろしていた
「っ汚くなんかない!!あの子は汚くなんかないよ!!」
少女は父親の目を見て
反射的に叫んだ
父親は少し驚いた表情を見せてから
呆れを含んだ目で少女を見た
「……お前の体調が悪くなったのも…これのせいか」
「っち、違う!!違うの!!だからそれを返して!!」
少女は父親の持っている手紙を取り返そうとしていた
なぜならその手紙は
少年にはじめてもらった手紙なのだから