晴天

そう思いながら…いつの間にかミサゎ泣いてた…。
そうやって自分を傷つける事しか、今のミサには
出来ないのかもね…。ネ？コウヘイ…。

それから何時間たっただろう…もう１１時ごろだった。
ミサの電話がまた鳴った。
表示ゎサエ…。
「もしもし？ミサだょ～」
「ァ！ミサ？」
「ん？なに？」
「今日、私見ちゃったの！！」
「何を？」
あまりにテンパッタ様子のサエ。
ミサゎ状況をつかめなかった。
「落ち着いて聞いてね？」
「…うん」
「浩平君が…アユミとデートしてたの」
「ぇ？？」
あまりに突然の事だった。
付き合って…１日？
もう、浮気するなんて…。
違うよね…ミサが悪いよね？だって、ユウヤが来たくらいで学校休んでるもん…。
バッカみたい（笑）
ァ～じゃぁ、さっきの女の声も、アユミだったのかなぁ？
よく、聞き取れなかったもん。
「ねぇ？ミサ？」
「なに？」
「…私出来ることがあったら、なんでも協力するからね？」
「うん。頼りにしてる。」
「任せなさいって♪」
「…ごめん。疲れたから、寝るね。」
「ぁ、お休みミサ」
「お休み」
コウヘイが…女と歩いてるのって…ヤッパ本当だった。
男を軽く信じちゃダメ。
見た目で判断しちゃダメ…そうなんだよね…。
ガンバロ…コウヘイ…に見捨てられないように…。
その日は涙を流しながら眠りに付いた。