この想いを君に… −睦海の高校生活編−
「アホか〜!!」

スタバでお茶しながら光さんは怒り狂う。

「ホンマ自分らは子供やなあ」

呆れながら天を仰ぐ光さん。

「…むっちゃん、パパが死んでから頭、大丈夫?」

ママが本当に心配そうにあたしを見つめる。

「…大丈夫」

あたしが俯くと

「今回のは私が誘ったんで!!」

奈々が慌ててフォローする。

「むっちゃんに、少しでもオシャレをって」

「でも、あれはないわ〜!!」

光さんは頭を抱えた。

「制服で下着屋さんはヤバイって。
しかもあんなん…」

そう言って頭を振っていた。
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