この想いを君に… −睦海の高校生活編−
「わあ…」

思わず声を上げた。

ステップが完全に上に上がってる。

ブレーキレバーも曲がってる。

後ろのウインカーカバーも外れてる。



「ああー!最悪」

その子は頭を抱えた。

「始末書か顛末書か…」



寒い空気が流れた。
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