この想いを君に… −睦海の高校生活編−
「私も応募すれば良かった〜」
11月末。
リコは見事、大学に合格した。
これで晴れて4月からは国分くんと一緒の大学。
「仕方ないよー、受験控えてて面接なんかに行けないしね」
国分くんは苦笑いをした。
「その分、一緒にいられるしね」
そう付け加える。
「はいはい、ごちそうさま〜」
奈々は手をヒラヒラさせて呆れ返る。
リコと国分くんの仲の良さは学年中に知れ渡っている。
大学も一緒だなんて。
羨ましいような、大変なような…
国分くんは放置していてもモテるタイプだから、大学でリコが嫉妬に狂わないか今から心配だった。
11月末。
リコは見事、大学に合格した。
これで晴れて4月からは国分くんと一緒の大学。
「仕方ないよー、受験控えてて面接なんかに行けないしね」
国分くんは苦笑いをした。
「その分、一緒にいられるしね」
そう付け加える。
「はいはい、ごちそうさま〜」
奈々は手をヒラヒラさせて呆れ返る。
リコと国分くんの仲の良さは学年中に知れ渡っている。
大学も一緒だなんて。
羨ましいような、大変なような…
国分くんは放置していてもモテるタイプだから、大学でリコが嫉妬に狂わないか今から心配だった。