この想いを君に… −睦海の高校生活編−
5.理想のスタイル
「いらっしゃい〜!!」
班に連れて行かれていきなり抱きついて来た井上さん。
「こらー!!ぽっくん!!」
30過ぎくらいの、男性が井上さんを叱る。
「いきなり抱きつかない!!」
そう言って井上さんをあたしから引き離した。
「ボクの恩人に何をする〜!!」
井上さんはその人の背中を軽く叩いた。
「お前は高校生に助けてもらった訳?」
その人は視線を井上さんからあたしに移すと
「色々お世話になったみたいで…
ありがとう」
優しい笑みを浮かべたその人の胸元を見ると社員証には
『三木 尚志』
と書かれてあった。
班に連れて行かれていきなり抱きついて来た井上さん。
「こらー!!ぽっくん!!」
30過ぎくらいの、男性が井上さんを叱る。
「いきなり抱きつかない!!」
そう言って井上さんをあたしから引き離した。
「ボクの恩人に何をする〜!!」
井上さんはその人の背中を軽く叩いた。
「お前は高校生に助けてもらった訳?」
その人は視線を井上さんからあたしに移すと
「色々お世話になったみたいで…
ありがとう」
優しい笑みを浮かべたその人の胸元を見ると社員証には
『三木 尚志』
と書かれてあった。