この想いを君に… −睦海の高校生活編−
次の日は終業式。



今日はバイトがない。



「どうだった?」

悠斗が興味津々で聞いてくる。

「楽しくなーい!!」

不服そうに言ったのは奈々だった。

「数字ばっかり出てきて細かいし、疲れるだけだよー」



えっ、そうなの?

あたしは目を丸くして奈々を見つめた。
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