この想いを君に… −睦海の高校生活編−
「全く、もー」
隣の区域担当の町田さんがブツブツ文句を言いながら手伝ってくれている。
中々休憩から戻って来ないあたし達を不審に思い、様子を見に来たら。
あたしが大泣きしていて。
イジメにでも遭ったのか?!
と、ビックリ仰天。
泣き止むまで付き合ってくれて…
そして作業が遅れた。
奈々がこちらを見て笑いを堪えている。
「頼むよー!!
家も、お店もこの班の区域の子なのに泣かした、なんて知れたら問題だよー…」
必死になって町田さんは年賀作業をしていた。
「大丈夫だって。
ちゃんとお店の店長には説明するから〜」
ねっ、と三木さんはあたしを見つめた。
あたしも頷いて
「うん、特に店長の住吉さんは…
あたしの婚約者だから大丈夫!」
その数秒後。
班内の社員や長期バイトが一斉に驚きの声を上げた。
その騒ぎに課長が慌ててやって来て班長の三木さんが説教されていた。
隣の区域担当の町田さんがブツブツ文句を言いながら手伝ってくれている。
中々休憩から戻って来ないあたし達を不審に思い、様子を見に来たら。
あたしが大泣きしていて。
イジメにでも遭ったのか?!
と、ビックリ仰天。
泣き止むまで付き合ってくれて…
そして作業が遅れた。
奈々がこちらを見て笑いを堪えている。
「頼むよー!!
家も、お店もこの班の区域の子なのに泣かした、なんて知れたら問題だよー…」
必死になって町田さんは年賀作業をしていた。
「大丈夫だって。
ちゃんとお店の店長には説明するから〜」
ねっ、と三木さんはあたしを見つめた。
あたしも頷いて
「うん、特に店長の住吉さんは…
あたしの婚約者だから大丈夫!」
その数秒後。
班内の社員や長期バイトが一斉に驚きの声を上げた。
その騒ぎに課長が慌ててやって来て班長の三木さんが説教されていた。