この想いを君に… −睦海の高校生活編−
「大丈夫?」

一番端の区からもう一人、やって来た。

「うん、ごめん、ホマレくん」

「俺が入った時に言われたから、言うの、忘れてた、ごめん」

「ボクがホマレくんの書いてくれてた用紙を見落としてたんだよ〜」

三木さんが間に入って

「これからは確実にみんながわかってないと、また同じ失敗をするから。
まあ、これで担当者全てわかっただろう?」



何となく、お店の雰囲気に近いなあ、なんて思った。

確かにミスだけど。

みんながそのミスを共有する。

そして次、失敗しないように繋げる。
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