この想いを君に… −睦海の高校生活編−
「班長が板についてきたな」
「おかげさまで」
思わず耳をダンボにして聞いてしまう。
一体誰なんだろ?
「おお!塩野、元気か?」
課長が班にやって来て、塩野、と呼ばれた人の肩を叩いた。
「はい、元気です」
「仕事、手伝えー!!」
井上さんがそこにやって来て会話をぶった切る。
「素人に向かって言う台詞か?」
「何が素人だー?
つい3年前まではここで仕事してただろ?」
ああ…この人が塩野さんっていう人なんだ。
お店のお客さん。
…ふと、周りを見ると短期バイトの女の子達はみんな手を止めて塩野さんを見つめていた。
あたしもその中の一人。
だけど…
塩野さんは急にキョロキョロ見回して
!!
あたしと目が合った!!
その瞬間!!
「全日本ライダーがなんでここにいるの!?」
みんなのジェラシーたっぷりな視線があたしを突き刺した。
「おかげさまで」
思わず耳をダンボにして聞いてしまう。
一体誰なんだろ?
「おお!塩野、元気か?」
課長が班にやって来て、塩野、と呼ばれた人の肩を叩いた。
「はい、元気です」
「仕事、手伝えー!!」
井上さんがそこにやって来て会話をぶった切る。
「素人に向かって言う台詞か?」
「何が素人だー?
つい3年前まではここで仕事してただろ?」
ああ…この人が塩野さんっていう人なんだ。
お店のお客さん。
…ふと、周りを見ると短期バイトの女の子達はみんな手を止めて塩野さんを見つめていた。
あたしもその中の一人。
だけど…
塩野さんは急にキョロキョロ見回して
!!
あたしと目が合った!!
その瞬間!!
「全日本ライダーがなんでここにいるの!?」
みんなのジェラシーたっぷりな視線があたしを突き刺した。