【完】不良な君の甘い蜜
「私レギュラーやけん…でも、ぶっちゃけバスケ命ってわけでもなかし、二日くらいならサボってもいいよ。」



まーやんがそう言うと、しんしんはニタァっと笑う。



「じゃあ早速母さんに別荘のこと聞いてみる。多分明日からでも使えるばい。」



しんしんのまーやんに向ける笑顔が甘過ぎる件なのですが…。



なんだか見てられない。ってか顔で惚気てるんだけど。



「流石にいきなり明日は無理やって。8月の頭にしよ?女子には買物もあるけん。ね?やっぷー。」



「う?あ、うんうん。そうしてほしいかな。」



私とまーやんの言葉に、しんしんもミツも納得したように頷いた。
< 116 / 302 >

この作品をシェア

pagetop