【完】不良な君の甘い蜜
ミツのスパルタ教育を受けながら私は国語の宿題を頑張り、次の日はまーやんも含め四人で頑張る。



まーやんは午前中部活だったからかもう疲労感たっぷり。



「まーやん、聞いとるとや?」



「ん〜?…いったーああい!」



ミツは疲れているまーやんにも容赦なく、デコピンより痛いデコペンをかます。



「ミツぅ?女子にそれはないやろう!?酷くね!?」



「頭悪いくせに寝てるまーやんが悪い!俺はそこの不思議系男子と違って厳しかよ!」



言い合う二人。突然ミツに名指しされたしんしんは、黒淵の眼鏡にかかった長い前髪を軽くはらって『んー?』と微笑んだ。
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