【完】不良な君の甘い蜜
四人で集まると全く宿題が進まないという分かりきった事実。



結局、ミツとしんしんが残りを分担して解くことになった。



私とまーやんはその間に買物に出ることに。



「馬鹿は得やね。ん?」



「まあまあミツ、女子はビキニやら下着やら、旅行のために買物ばするとよ。」



あからさまに機嫌が悪くなったミツとそれを宥めるしんしん。



「そゆことー!じゃあ行ってきまあーっす!」



「よろしくね!それとミツ、頭ん良かことは、時として損になることば学べて良かったやん?」



勉強から解放されてすっかりテンションの上がった私とまーやん。



男性陣を置いてさっさと炎天下の外に出た。
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