【完】不良な君の甘い蜜
タックルしたせいでミツに押し倒された形になったしんしんは、なおも穏やかに言う。



「ミツぅ?好きな女ん子と一緒で盛る気持ちは分かるばってん、八重がおいてきぼりになっとったらダメやろ?」



「う…すまん。来てくれなかったら最後までしてたかも。」



しんしんのそのほんわりオーラにはミツでも敵わない。



ミツは何故か私じゃなくてしんしんに謝っていた。



私は二人が見ていない間に服を整える。



ミツがしんしんから下りようと力を抜く姿が視界に入ったのだが…



「しんしんいつまでミツの部屋にいるの……ってギャー!ミツにしんしんが襲われてるー!」



……タイミング良すぎだよ、まーやん。
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