【完】不良な君の甘い蜜
文化祭の魔物
「えー、それでは今から、クラスの文化祭の出し物を決めたいと思います!」
学級委員の男子の声により始まった話し合い。
もちろんこさっぴーは猿山の大将の如く教室の一角に座って話し合いを聞いていると言った具合だ。
その猿山の大将こさっぴーが茶髪の前髪をがしがしと掻きむしりながら見ている先は…
「もはやこさっぴーが注意する気力さえ失ってるよ…。」
そう。こさっぴーが見ている先にはコンビニで買ったであろう豚キムチ丼を食べるミツ。
朝っぱらから…気持ち悪っ!