【完】不良な君の甘い蜜
最初は三人で笑い転げていたけどいつの間にか、ミツも一緒になって笑ってた。



「コラー!お前達、こんなとこで何しとるんやー!」



そんな私達に、大人の男らしき人の怒鳴り声が浴びせられる。



「ヤッベー警備員や!ダッシュダッシュ!」



ミツの言葉が合図になり、私達は全力ダッシュ。



体力のない私はミツがしっかり手を繋いでくれて、ミツの速度で走ることが出来た。



「やあああえええ?」



「なあにー!?」



走りながら喋るミツ、私も必死に叫び返す。
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