【完】不良な君の甘い蜜



デンジャラス勉強会も7時前にお開きになり、私はぐったりしながら帰り支度をする。



「八重、お前乳デケーのな。ごっそさーん!」



「くそぉぉ…悔しい!」



ええ。触られましたさ。間違う度に。



でもまあ、揉むっていうよりさわさわって感じだったのが救い…だと思いたい。



そして、悔しいけどしんしんよりずっと教えるのが上手だから、3時間で数学も英語も理科もかなり理解できた。



不良のくせに、真ん中に通った芯は私の知ってる「ミツ君」と一緒だしさ。



こんなの…文句言えないじゃん。
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