アイシテル。
「あいつ、トーコー拒否だよなー。」

由起夫はニヤニヤしている。

「しかも暴力振られてるっつー噂だしぃ?」

「まじ学校来ないヤツのカノジョもいっそキョヒっちゃえば?(笑)」





あたしは涙がじんわりと出てきたがこらえた。

「…保は来るよ。」

「何お前、マジで来ると思ってるワケ~?(笑)」

「だって約束したもん…!!!!」

手のひらにもじんわりと、汗がにじんだ。
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