★秘密の愛★お兄ちゃんはあたしだけのもの!!
『可愛らしい妹さんね。恭吾が可愛がるわけね』



『あぁ、俺の大事な妹だよ』



見詰め合った二人は、



あたしの存在を忘れているかのように、



その場でそっとキスをした。



リナって女の唇がお兄ちゃんの唇に何度も何度も重なった。



『んもう…っ鏡花ちゃんが見てるのよ…恭吾ったら』



ほんのりと頬を赤らめたリナって女は、



悔しいけど誰が見たって「大人の女」



あたしに見せ付けるかのような、大人のキスだった。



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