★秘密の愛★お兄ちゃんはあたしだけのもの!!
あたし……逮捕されるんじゃなかったっけ?



うっすらと目を開けると、



あたしは結婚式場の親族控室にいた。



どこまでが現実で、どこまでが夢?



あたしはカーペットの上に力無く横たわり、



お母さんが必死で何かあたしに問い掛けていた。


『誰が…誰が鏡花を……。鏡花っ…誰がやったの?っ……』
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